#030 2017仲秋(ちゅうしゅう)

天高い空、透き通った風、金色の田んぼ
多彩な色で里山は秋めいています

↑里山もただいま稲刈り真っ最中。稲の花が咲く8月の寒さに不安を感じていましたが、9月の好天ですっかり稲も元気に。実りをいっぱいつけた稲がしっかりと首をたれて、頼もしく嬉しい秋の景色です

 「芋の露」と聞いて、思い出すのはどんな景色でしょうか? 俳句の秋の季語でもある「芋の露」は、サトイモの葉に集まった朝つゆや雨のこと。子どもの頃は、自分の背丈を越えるサトイモの下で手に露をすくってみたり、葉と葉を行き来させたり、ともかくそんな遊びが楽しかったのを思い出します。東北でサトイモといえば、やはり「いも煮会」。学校や地域行事でみんなが集まれば、大きな鍋にサトイモ、大根、人参、ネギなどの野菜をたっぷり入れて、秋空の下でゴトゴト煮てわいわい楽しむのが欠かせません。醤油×牛肉、味噌×豚肉、醤油×鶏肉など、どんな具材を使うか地域によってだいぶ異なり、味わいも食べる人の笑顔も鍋それぞれ。それが何よりの芋煮の魅力だと思います。しづか亭でもサトイモが収穫シーズン。自家製ネギ&サトイモを使った鍋をそろそろご提供できる頃となりました。今年のサトイモは、どんな美味しさでどんな幸せを運んでくれるんでしょうね。

最後に、有名な一句をご紹介したいと思います。 
 

       芋の露連山影を正しうす 飯田蛇笏(いいだだこつ)

 この俳句の受け止め方は人それぞれかと思いますが、下の句「正しうす」がとても気に入っています。冬を前にした連山が、露にくっきりと写る。間もなく冬がやってくるのだ、厳しい季節なのだ、気持ちをしっかり持とう、そしてこの季節に感謝しよう。といったことが表現されていると感じます。今でこそ、温泉やスノボ、スケートなどの楽しみも多い冬ですが、食糧が少なく雪に閉ざされていた時代を想えば、半端な気持ちでは冬は乗り切れなかったのだと思います。東北の冬は、独特の雰囲気を持っています。頬をピリリと刺すような寒さ、しんしんと降る雪。それとは対照的なぽかぽかの温泉。雪と寒さがあるからこその温泉の良さ。これはまた格別な感覚です。この体験をぜひ平泉で!

 

 

→まんまるい露を覗き込むと、自分とそのまわりの景色がすっかり写りこんでいることに感激します。今年のサトイモは美味しくできたかな~?

←そばの花もだいぶ咲き揃いました! 花たちがいっせいに風にゆれる姿は何度みても良いものです。そばは美味しいだけでなく、花でも私たちを楽しませてくれます

→喫煙所が新しくなりました。新たに仕切りを設けただけでなく、換気扇もパワーアップしたので、ぜひご利用ください。しづか亭ではお部屋・館内は禁煙です。温泉入口前の喫煙所での喫煙をお願いします

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登場人物紹介

  • 宿のあるじ・小林宏治
    心優しきオーナー。企画や経営のみならず、接客、そば打ち、農作業…なんでもこなす。口癖は「なんとかなるよ~」。
  • 女将・のぶちゃん
    朗らかな人柄で、宿内の雰囲気を明るくする存在。季節の花々をこよなく愛し、各部屋をはじめ館内のあちこちに花を生けている。
  • 料理長・親方
    一見すると厳格?怖い?と思いきや、柔和な笑顔がステキな加藤。菜園の採れたて野菜を、多彩にアレンジする達人。
  • 菜園・畠山 仁
    ほんわかムードの菜園担当。「いざ!畑仕事」と外に出ると、急に雨が降ってくるほどの超雨男。農作業はほぼ初心者。
  • 菜園・師匠 畠山・父
    経験豊富なアドバイザー。菜園担当・畠山の父であり、ここぞという時、心強い農業指導をしてくれる。鍬を持つ姿がダンディ。
  • にぎやか三人娘
    接客の千葉・齋藤・掃除の千葉。三人揃えば、黄色い声でわいわい。「カメラに向かって笑うって難しいけど」と言いながらこのスマイル。
  • モノ書き・小山
    宿のあんな話やこんな話を文章にして、写真と共にネット発信するための特命スタッフ。菜園で採れすぎた野菜をもらう係でもある。
  • 遊ぶ人・あやや
    母親の仕事にくっついて来る、モノ書き・小山の娘。菜園を走りまわっては、よく転びよく泣く。カメラを向けると変顔で返すお年頃。

奥州平泉温泉
そば庵しづか亭について

世界遺産の地・平泉にたたずむ小さな温泉宿。打ちたて・茹でたてにこだわった「手打ちそば」をはじめ、季節を取り入れた「田舎会席」、すべすべ肌になれる「源泉かけ流しの湯」でおもてなしをしております。大げさなことはなく、気取らず、自然体で。故郷のような懐かしい風情が魅力です。

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