#029 2017 仲夏(ちゅうか)

ふんわり優しい香りに包まれて
ハーブの魅力を感じてみませんか

↑菜園に植えた「ハーブ」が次第に花を咲かせ始めました! 写真はカモミール。生命力に溢れていて、あっというまに花畑が広がっていくのです。ハチやチョウも集まってきて、菜園に彩りを添えてくれるようです

 ただいま6月中旬。東北はまだ梅雨入りしていませんが「肌寒い」「朝なのに暗い」「洗濯物が乾かない」という梅雨らしい雰囲気になってきています。そんな中を、カラフルな傘をさして登校する子どもたち。黄色、ピンク、紫、白…色とりどりの傘をさして歩く姿をみていると、しづか亭のあちこちに咲く「紫陽花(アジサイ)」に似ているなぁ…となんだか微笑ましくなります。ジメッとした梅雨はあまり好まれないようですが、この時期ならではの花も咲き始めて、しづか亭の菜園も華やかになってきました。
 菜園を鮮やかに彩ってくれる花のなかに、今年力を入れている「ハーブ」があります。今咲いているのは、カモミール、ローズマリー、ラベンダー。他にも、アップルミント、ボリジ、レモンバームなど、約20種類のハーブを植えています。これから秋頃まで(ハーブが菜園で収穫できる間)は、しづか亭のお客様(ご宿泊または日帰り休憩)に〝無料〟で「フレッシュハーブティー」をご提供します。ご希望の方はぜひ受付にてお話くださいね。
 フレッシュハーブティーの作り方は簡単ですので、菜園から自分の好きなハーブを摘んでお好みのハーブティーを楽しむこともできますよ。実際に飲んでみると…想像していたより飲みやすくておいしいんです。豊かな香りが広がり、苦みもなくほのかな甘さも感じられます。これからの季節は氷を入れて冷たくしても良さそうですね。
 さらに、岩手県一関市では6月に「全国ハーブサミット」が開催されます。イベント開催のきっかけのひとつに、江戸中期の名医「建部清庵(たてべせいあん)」の存在があります。建部氏が一関で医者をしていた頃、東北では米がとれない飢饉の時期が何度もありました。そこで「民間備荒録」という書を編纂。飢饉に備えて食用となる樹木を植え食料を備蓄する方法、草や木の葉を食べる方法、解毒法などがまとめられていました。ハーブと言えば海外のガーデニングのイメージが強いですが、最近は「和ハーブ」という呼び方が出てくるなど、日本古来の草木花がもたらす効用が見直されてきているように思います。今年は“東北×ハーブ”の新たな展望が期待されそうですね。

参考までに…
フレッシュハーブティーの材料と作り方です。 

◆◇◆◇◆
 
・カモミール  花(約10個)水で軽く洗います。
・レモンバーム 葉(約10枚)
 摘み取った生葉を手のひらにのせて「ぱん!」と叩くとレモンのような爽やかないい香りが楽しめます。
・ローズマリー 一枝(約3~4cm)

◆◇◆◇◆
 
上の材料をティーポットに入れお湯を注いで3分ほど蒸らします。
香りと色が出てきたら飲みごろ(*^_^*)ですよ★

 

 

→菜園のあやめも今が見ごろ♪ 花びらの元に「文(あや)の目(模様)」があるから「あやめ」と呼ばれるそうです。平泉町内の毛越寺では、7月10日(月)まで「あやめまつり」が行われていて、美しく可憐な姿が見られますよ

←しづか亭にお泊りの方向けに、レンタサイクルはじめました! 電動アシスト付きで坂道ラクラクな上、GPS機能まで付いた最新の自転車で、初夏の風を感じてみませんか? 

→今年もついにこの季節! そうです★イチゴです。太陽の光を浴びて、だんだんにイチゴが色づいてきました。仁くんのナビゲートで朝さんぽしながら、イチゴ摘みを体験してみてくださいね

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登場人物紹介

  • 宿のあるじ・小林宏治
    心優しきオーナー。企画や経営のみならず、接客、そば打ち、農作業…なんでもこなす。口癖は「なんとかなるよ~」。
  • 女将・のぶちゃん
    朗らかな人柄で、宿内の雰囲気を明るくする存在。季節の花々をこよなく愛し、各部屋をはじめ館内のあちこちに花を生けている。
  • 料理長・親方
    一見すると厳格?怖い?と思いきや、柔和な笑顔がステキな加藤。菜園の採れたて野菜を、多彩にアレンジする達人。
  • 菜園・畠山 仁
    ほんわかムードの菜園担当。「いざ!畑仕事」と外に出ると、急に雨が降ってくるほどの超雨男。農作業はほぼ初心者。
  • 菜園・師匠 畠山・父
    経験豊富なアドバイザー。菜園担当・畠山の父であり、ここぞという時、心強い農業指導をしてくれる。鍬を持つ姿がダンディ。
  • にぎやか三人娘
    接客の千葉・齋藤・掃除の千葉。三人揃えば、黄色い声でわいわい。「カメラに向かって笑うって難しいけど」と言いながらこのスマイル。
  • モノ書き・小山
    宿のあんな話やこんな話を文章にして、写真と共にネット発信するための特命スタッフ。菜園で採れすぎた野菜をもらう係でもある。
  • 遊ぶ人・あやや
    母親の仕事にくっついて来る、モノ書き・小山の娘。菜園を走りまわっては、よく転びよく泣く。カメラを向けると変顔で返すお年頃。

奥州平泉温泉
そば庵しづか亭について

世界遺産の地・平泉にたたずむ小さな温泉宿。打ちたて・茹でたてにこだわった「手打ちそば」をはじめ、季節を取り入れた「田舎会席」、すべすべ肌になれる「源泉かけ流しの湯」でおもてなしをしております。大げさなことはなく、気取らず、自然体で。故郷のような懐かしい風情が魅力です。

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